中日・高橋宏 7回無失点でチームに3年ぶりの日本ハム戦勝利 「1点もやらないつもりで投げた」
◇交流戦 中日4-0日本ハム(2024年6月11日 エスコンF) 中日・高橋宏が7回無失点の快投でチームを3年ぶりとなる日本ハム戦勝利に導いた。 「(カリステの決勝ソロは)見ていなかったけど点が入ったのは分かった。1点もやらないつもりで投げた」 助っ人弾の援護を受けた直後の4回2死満塁で清水をスプリットで空振り三振。7回2死二塁では代打・田宮に右前へ運ばれたが、処理した岡林の本塁ワンバウンド送球で生還を阻止してもらい「岡林さんはお世話になっている先輩。“やるやん”と思いました」と冗談交じりに笑った。 昨季防御率0・00で終えた交流戦は、今季も3試合19回1/3を投げてわずか1失点だ。22年から続いていたチームの同戦連敗を6で止め、ともに3年目の新庄日本ハムから立浪竜初白星。指揮官は「(高橋宏は)危機もあったが、全体的に良かった」と称えた。(湯澤 涼)