1週間でビールの「6缶パック」を2つ消費って多いですか? 夫と毎日晩酌するのですが、健康のためにもやめるべきでしょうか…?
健康面が不安だけれど毎日の晩酌はやめられないという人は少なくないのではないでしょうか。夫婦でほぼ毎日晩酌をしていて、ビールの6缶パックを1週間に2つ消費していると健康に問題はあるのかや、アルコールの適正量と飲酒のリスクを紹介します。 禁酒するといくら節約になるかも取り上げるので、健康と節約のためにこの機会に飲酒量を見直したいと考えている人は参考にしてください。
アルコールの適正量はどれくらい?
飲酒量は増えれば増えるほど生活習慣病のリスクが上がり、がん・高血圧・脳出血・脂質異常症などを引き起こす恐れが出てきます。厚生労働省によると、生活習慣病のリスクは、女性で平均純アルコール摂取量が1日20g以上、男性では40g以上で上がると指摘しています。 ビールのアルコール度数は5%前後で、純アルコール20gに相当するのは500mlです。缶ビールの容量は135ml・350ml・500ml・1Lなどと幅が広いですが、6本パックになっている容量で多いのは350mlと500mlです。 350mlのビール缶6本パックを週に2つ消費する場合、妻と夫で週6日1本ずつ消費しても、厚生労働省が公表している生活習慣病のリスクが上がる平均純アルコール摂取量を下回ります。 しかし、500mlのビール缶6本パックを週に2つ消費する場合は、妻は1本飲み切ると生活習慣病のリスクが上昇する平均純アルコール摂取量を上回ってしまいます。ビール缶に含まれる純アルコール量はアルコール度数が高いほど増えるので、購入時には度数・容量のチェックを心掛けると良いかもしれません。 寝付けないときにお酒を飲む人は少なくありませんが、実はお酒を飲むと眠りが浅くなります。利尿作用でトイレに起きやすくもなるため、寝付けないときは他のリラックス方法で眠りを促すのがおすすめです。 また、寝付けないときにお酒を飲むと、最初はすぐに眠れたと感じるかもしれませんが、身体が慣れてしまいかえって目覚めやすくなる原因になることもあります。不眠で悩んでいる人はお酒を飲んで眠る方法よりも、温かい飲み物でリラックスするなど、他の方法を検討してみましょう。