デルタ航空、羽田~ホノルル線1周年。ハワ恋・まこっちゃん「ワンランク上の飛行機旅ができた」
デルタ航空は11月20日、羽田~ホノルル線の就航1周年を記念した式典を都内で開催した(就航日は2023年10月29日)。 【画像】デルタ航空 日本支社長 大隅ヴィクター氏 席上では日本支社長の大隅ヴィクター氏がこの1年を振り返り、集まった関係者に感謝を述べたほか、ハワイ州観光局 日本支局長のミツエ・ヴァーレイ氏、JATA 海外旅行推進部 部長の稲田正彦氏がゲストとして登壇した。 会の中盤ではBS12トゥエルビのハワイ情報番組「ハワイに恋して!」出演者の“まこっちゃん”こと内野亮さんが呼び込まれ、大隅社長とのトークセッションが設けられた。 2人は実は、大隅氏が90年代にハワイ島のハイアットでマネージャーをしていたホテルマン時代の先輩後輩関係で、番組さながらの気のあったトークを展開した。デルタ航空のプレエコにあたる新カテゴリー「デルタ・プレミアムセレクト」に搭乗した際の感想を求められた内野さんは、「サービスも機内食もワンランク上の飛行機に乗っているイメージ。シートがきれいで快適で、良質なハワイ旅行をさせてもらった」と表現。「羽田から飛んでいるというのもうれしい。自宅から近いし、地方に住んでいる方にとっても便利なポイント」と実感を交えて話した。 コロナ後のハワイの変化については、「新しいお店、新しいアクティビティが増えた」として、12月からアウトリガー・ワイキキ・ビーチコマーでシルク・ドゥ・ソレイユ「アウアナ」が常設になることや、8月からハイアット リージェンシー ワイキキでフラショー「ナ レイ アロハ」が始まっていることなどを紹介した。 さらに「個人的な意見」と前置きしたうえで、「今はYouTubeやSNSを通じて、インフルエンサーが新しいお店などの情報を常に発信しているが、振り返れば1960年代の『トリスを飲んでHawaiiへ行こう!』に始まり、70年代当時は新しい情報があるから、ではなくみんなハワイ本来の姿を楽しむためにハワイへ行っていた。今そうした『ハワイ本来の姿を見せる』のが僕らの仕事なのではないか」と話した。 回復半ばの日本市場について問われると、「リピーターだけでなく、次の若い世代へもっとアプローチしなければならない。例えばハワイがアニメの舞台になって、それで聖地巡礼してもらうとか、新しい形のアプローチが必要」と提案した。
トラベル Watch,編集部:松本俊哉