一時2点リードも退場者を出した徳島、山口の反撃を1点に抑えて4試合ぶり白星
[9.7 J2第30節 山口 1-2 徳島 みらスタ] J2第30節が7日に開催され、14位徳島ヴォルティスは敵地で6位レノファ山口FCを2-1で下した。4試合ぶりに勝ち点3を獲得。山口は2戦ぶりの黒星となった。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 前回対戦は先に2ゴールを奪った山口がアウェーで2-1の勝利。今回は前半28分に徳島が先制した。 GK田中颯のロングフィードからMFブラウンノア賢信が相手と競り合い、ペナルティエリア手前右に飛んだボールにFW渡大生が反応。中央へ体を向けて胸トラップし、浮き球に左足で合わせると、強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。 渡は見事な一撃でチームトップの今季7得点目をマーク。後半7分にはMF鹿沼直生のパスを受けたブラウンがペナルティエリア右で倒され、PKを獲得する。同8分、自らキッカーを務めたブラウンが左足でゴール左に沈め、今季4点目で2-0とした。 ところが、後半12分にDF青木駿人がMF若月大和の抜け出しを阻止し、レッドカードで退場してしまう。 数的優位の山口は後半37分、左サイドのDF沼田圭悟のクロスからMF河野孝汰がヘディングシュートを決め、1点差に詰め寄る。河野はチーム1位の今季8ゴール目。その後も猛攻を仕掛けた山口だったが、惜しくも1-2でタイムアップを迎えた。