高速道路の渋滞「時差ドライブ」で回避 ほぼ通常時間で到着可能?
8月14日の大和トンネル付近は午後5時~7時が渋滞のピークで、通常の3倍の約1時間55分かかる見込み。これに対し御殿場ICを午前11時以前か、翌日午前0時以降に通過すると約45分で済むとの予測。正午~午後2時、午後10時~11時の通過だと1時間程度で抜け出せる見通しです(図4)。
8月11日の宝塚東トンネル付近は渋滞のピークが午前7時~正午で、通常の約6倍の約2時間35分かかる見込み。大山崎JCTを午前5時以前か、午後7時以降に通過すると約25分で抜けることが可能との予測です(図5)。
8月15日の舞子トンネル出口付近は渋滞のピークが午後6時で、通過には通常の約4倍の約2時間かかる見込み。これに対し洲本ICを午後1時以前か、午後11時以降に通過すると所要時間は30分で済みます。午後2時か午後9時~10時の通過だと1時間以内との予測です(図6)。
時差ドライブの効果が明らかと見られるため、高速道各社は「移動の日程をずらしたり、出発時間を前後に移すなどの渋滞対策をお願いしたい」とドライバーに呼び掛けています。 ※図は高速道会社提供。
----------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説