「プロレスラーじゃないんだから」男児のお漏らしにキレた美人保育士の本当の評判
助けを求めた園児にあまりに乱暴すぎる対応
5月7日の昼寝前のこと。リュックサックをロッカーに片付けるとき、男児はなかなか自分で戻すことができず、約10分後に担任の佐久間容疑者に助けを求めた。佐久間容疑者は男児のお漏らしに気付き、乱暴に手を引っ張って立ち上がらせたり、うしろ髪をつかんでのけぞるほどの強さで引っ張った。男児がその場を離れようとすると、後方から首元をつかんで強く引き寄せ、押し付けるように座らせたかと思うと、すぐに脇に抱えて勢いよく立ち上がらせたという。 佐久間容疑者の動きを追うかぎり、漏らした箇所が床などにつかないよう手を出したと考えられるが、あまりに乱暴すぎる。 同園を訪ねると、入り口前で門番のように職員2人が立っていた。園長が取材対応する予定はないか尋ねると、「ありません。すべて本社に聞いてください」。佐久間容疑者がどのような同僚だったか尋ねても、「それも本社に聞いてください」の一点張りだった。
「普通の先生だったみたいですよ」
運営法人に尋ねると、まず以下のような社のコメントを読み上げた。 「当社に勤務していた元従業員の佐久間が当社在籍中に園児に対する暴行をした疑いで逮捕されたと報道に接しました。現在、詳細を把握中であります。被害に遭われたお子さま、そしてご家族のみなさまに深くお詫び申し上げるとともに、当社としてもこの事態を厳正に受け止め、今後とも警察への捜査に全面的に協力いたします。本件の詳細につきましては、警察の捜査中であるため申し上げられないことをお詫び申し上げます。当社としても、事実関係を詳細に調査の上で、再発防止に全力でつとめていく所存です。また行政とも連携しつつ、保護者の方とも誠実に話し合ってまいります」 佐久間容疑者に対する同僚の評判や勤務評価を尋ねると「申し訳ないが話せません」(社長室の担当者)。辞めた期日については「具体的な日付は言えません。逮捕前です」(同担当者)とだけ答え、自主退職か解雇かは答えられないとした。匿名で暴言を吐く電話がかかってくるなど職員も怖い思いをしているといい、混乱しているという。 どのような保育士か、同園に子どもを通わせる保護者に尋ねると、 「普通の先生だったみたいですよ。手をあげたり乱暴な言葉遣いが問題になったことはないというから、暴行の背景をもっと突き詰めたほうがいいと思います」と話す。 ほかにも複数の保護者が取材に応じたが、「評判は聞いたことがないんです」(園児の母親)などと情報不足をうかがわせた。 容疑者宅近くの50代男性は「美人だけど、子ども相手におっかないことをするね。髪の毛を引っ張るなんてプロレスラーじゃないんだから」と呆れるばかり。 場外乱闘のプロレスラーが対戦相手の髪の毛を引っ張り、強引にリングに戻すシーンを連想したという。 そもそも、お漏らしをしても仕方がない年ごろ。保育士がわからないはずがない。事態を重くみた区は特別指導検査を実施し、内容を精査して法人への指導などを行うという。 「被害園児は怖い思いをしただろうし、あってはならないこと」(前出・区の保育課) 園児にとって楽しいはずの場所で、何をやっているのか。