照ノ富士、九州場所の出場厳しく 師匠示唆、調整が大幅遅れ
横綱照ノ富士の大相撲九州場所(10日初日・福岡国際センター)出場が厳しい情勢となった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が7日、「ぎりぎりまで調整はしているが、なかなか難しい」と示唆。8日午前の取組編成会議までに最終決断を下す。今場所を休場すれば、今年の15日間皆勤は優勝した初場所と名古屋場所の2度だけとなる。 先場所を全休した照ノ富士は福岡入り後、相撲を取る稽古ができておらず、調整が大幅に遅れている。出場可否については「親方と話して決める」と述べるにとどめた。 7日の福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋での朝稽古でもほとんど体を動かさなかった。稽古後は足早に車へ乗り込んだ。