2泊3日の旅行に行く際、愛猫は<ペットホテル><おうちで留守番><連れていく>獣医師のオススメは…「完全室内飼いで寂しがり屋さんが増えた」
本日2月22日は「猫の日」です。猫にまつわるあれこれが一層盛り上がっていますが、誰よりもかわいい「うちの子」を世界一幸せな猫にしたいのは、飼い主(と書いてげぼくと読む)全員の願いではないでしょうか。いったいうちの子は何を望んでいて、どんなことを考えているのか…。SNSを中心に、猫の気持ちを知りたい飼い主たちに圧倒的な支持を受けるのが、獣医学博士の資格を持ち、現在は難治性疾患の基礎研究に従事する獣医にゃんとす先生です。自身も愛猫家である氏が、猫との暮らしの「わからない!」にお答えします。 【イラスト】獣医師がおすすめする「通院用キャリーバッグ」はこのタイプ! * * * * * * * ◆2泊3日の旅行に行く時、どうするべき? 「愛猫と一時も離れたくない!」と思っても、家族の旅行や帰省、出張などで、やむをえず家を空けなければならないこともあるでしょう。 そんな時、猫ちゃんが最もストレスなく過ごせる方法は… A おうちでお留守番させる B ペットホテルや動物病院に預ける C 一緒に連れていく のうちのどれでしょうか? この場合の正解はAの「おうちでお留守番させる」です。
◆2泊3日の旅行なら、お留守番がストレスが少ない 猫は自分の縄張りの中でのんびりと過ごすことを好む動物なので、環境が変わるのを嫌います。 なので、ペットホテルや動物病院のような慣れない場所に預けたり、一緒に旅行に連れていったりすることは大きなストレスになります。そのため、基本的には1~2泊程度であれば、おうちでお留守番させたほうがいいでしょう。 3泊以上の長期で家を空ける場合も、家族や知人にトイレや食事のお世話をお願いしたり、ペットシッターのサービスを利用したり、なるべく普段と変わらない環境のほうが、猫ちゃんにとって負担は少ないはずです。 ただし、糖尿病や慢性腎臓病のような定期的な処置が必要な場合などは動物病院等に預けたほうが良い場合もありますので、かかりつけの先生とよく相談しましょう。