柳楽優弥、TBSドラマ初主演! 坂東龍汰は“自閉スペクトラム症の弟”に 『ライオンの隠れ家』10月期放送
柳楽優弥が主演するドラマ『ライオンの隠れ家』が、TBS系にて10月より毎週金曜22時に放送されることが決まった。柳楽はTBSドラマ初主演。 【写真】柳楽優弥と坂東龍汰が兄弟に! 『ライオンの隠れ家』役ショット 本作は、慣れない子どもとの共同生活の中で真相を追いかけていくヒューマンサスペンス。 自閉スペクトラム症の弟・美路人と2人暮らしをしている兄・洸人。決まったルーティーンの中であれば問題なく生活できる美路人に合わせ、洸人は凪のように何も起こらない平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、2人のもとに、突如「ライオン」と名乗る小さな男の子が現れ、預からざるを得ない状況になってしまうところから物語は始まる。 慣れないながらもライオンと3人で暮らしていくうち、ライオンが預けられた背景には“ある事件”が関わっていることが分かり、平穏な日々から嵐のような渦にのまれることになっていく。 温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が絡み合い繰り広げられる今作は、完全オリジナルで描かれる。脚本は徳尾浩司と一戸慶乃が共同で担当する。 主人公の小森洸人を演じるのは、柳楽優弥。洸人は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年。両親を事故で亡くしてからは、自閉スペクトラム症の弟と2人で暮らしており、朝は弟と決まった時間に家を出て、退勤後も弟と決まった時間に一緒に帰るという生活で、いつも弟に歩幅を合わせ弟のために生きている。そんな平穏な日常を過ごしていた兄弟だが、謎の男の子「ライオン」と出会ったことで、“ある事件”に巻き込まれ、生活が一変していくことになる。 洸人の弟・美路人を演じるのは坂東龍汰。美路人は自閉スペクトラム症の青年で、その特性からコミュニケーションが苦手だったり、こだわりが強かったりする。また、知覚・芸術の分野で突出したセンスを持っており、その能力を生かし、小さなアート事務所でアーティストとして働いている。ルーティン通りの生活を送り、イレギュラーへの対応が難しい美路人にとってライオンがいる生活は混乱の連続だが、これまで体験したことのない日々に美路人自身も変化していく。 洸人と美路人の前に現れる謎の男の子・ライオンを演じるのは、5ヵ月にわたるオーディションで選ばれた佐藤大空(たすく)。5歳にして今作でドラマ出演本数5本目。名前かどうかも謎である「ライオン」役を、無邪気に演じる。 柳楽は「今回、出演するにあたって僕が惹かれたポイントは、ヒューマンドラマという点でした。その中でも兄弟の愛や家族愛が描かれていくというところにすごく惹かれましたし、それがオリジナル脚本で描かれるというので、とても貴重な作品に参加させていただけるなと感じました」とコメント。 坂東は「美路人は、お兄ちゃんとずっと平穏な暮らしをしていたのですが、そこにライオンが現れたことで、大変な事件に巻き込まれていくことになります。そこにはサスペンスな展開だけでなく、笑えるシーンやかわいらしいシーンもあるので、そこをどうチャーミングに演じていこうか、今台本と格闘しているところです」としている。 金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』は、TBS系にて10月より毎週金曜22時放送。 ※柳楽優弥、坂東龍汰、プロデューサーコメント全文は以下の通り。