納豆「北の大豆」シリーズに黒色エコ容器 太子食品工業、再生樹脂の利用拡大図る
太子食品工業(⻘森県三⼾町)は、9月2日から納豆「北の大豆」シリーズの3品で「黒色エコ容器」を採用すると発表した。これまでは白色の容器を作るために白色のプラスチック端材を再利用してきたが、今後はさまざまな色の端材を再利用でき、より環境に配慮した取り組みとなる、としている。 納豆は粘りがあり、容器の洗浄が容易ではない上、回収しても悪臭につながるなどの理由から、どのような素材を使っても再利用が困難だという。今回の取り組みによって再生樹脂の活用が拡大されることで、バージンプラスチック(新品の素材だけを使用して作ったプラスチック)の削減にも効果があるという。 対象となるのは、「北の大豆小粒納豆40g×2」「北の大豆大粒納豆40g×2」「北の大豆ひきわり納豆40g×2」の3種類。同社は、豆腐や納豆、油揚げ、コンニャクなど約300種類の商品を製造販売する食品メーカー。