歴代覇者のローリー首位 日本勢は松山英樹が決勝へ マキロイ、ウッズら予選落ち
◇メジャー最終戦◇全英オープン 2日目(19日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385 yd(パー71) 2位から出たシェーン・ローリー(北アイルランド)が5バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「69」で回り、通算7アンダーの単独首位に浮上した。後続に2打のリードを築き、2019年に続く大会2勝目に前進して週末に入る。 【画像】まさかのハーフ「52」 日本オープン覇者に何が? 開幕前とは真逆に変わった強い南風に苦労する選手が多い中、「自分のボールをコントロールできていたし、今日はかなり満足している」と連日の60台をマーク。予選2日間のパーオン率75%(27/36)はフィールド1位を記録し、37歳の安定したプレーの支えとなっている。 通算5アンダーの2位に、ローリーと同じく60台を並べたジャスティン・ローズと、首位から一歩後退したメジャー初出場のダニエル・ブラウン(ともにイングランド)。通算4アンダーの4位に、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、ビリー・ホーシェル、LIVゴルフを主戦場にするディーン・バーメスター(南アフリカ)の3人が続く。 8人が出場する日本勢は、82位スタートから通算5オーバーの54位に浮上した松山英樹がただひとり決勝ラウンドへ。強風の吹いたフィールドで1バーディ、2ボギーの「72」にまとめ、2016年大会では予選落ちした当地で週末に進んだ。
通算6オーバー69位までが決勝ラウンドに進出。桂川有人は通算7オーバー、川村昌弘は通算8オーバー、久常涼は通算9オーバー、星野陸也と木下稜介は通算10オーバー、中島啓太は通算17オーバー、岩崎亜久竜は通算23オーバーで予選落ちした。 今季「全米プロ」を制したザンダー・シャウフェレは通算1アンダーの7位。メジャー覇者のブルックス・ケプカ、ジョン・ラーム(スペイン)、コリン・モリカワらは通算1オーバーの13位。前年覇者のブライアン・ハーマンは通算4オーバーの38位につける。 今季「全米オープン」覇者のブライソン・デシャンボーは通算9オーバー、昨季米ツアー年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は通算10オーバー、2014年覇者で世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算11オーバー、大会3勝のタイガー・ウッズは通算14オーバーと、ビッグネームたちが予選で姿を消した。