多摩動物公園のチンパンジー「ベロ」が死亡 /東京
東京動物園協会は21日、多摩動物公園(園長 福田豊)のチンパンジーのメス「ベロ」が死亡したと発表した。 死亡したチンパンジーは、ベロ(メス)。死亡日は11月20日。年齢は45歳。生年月日は1969年3月13日で、多摩動物公園生まれ。死因はガンの全身転移による衰弱。 発表によると、ベロは今年9月中旬から食欲不振が続いていたため、治療を続けてきたが、投薬の効果が見られなかったため、11月20日に麻酔下で検査を行っていたところ、容態が急変し、昼12時頃死亡したという。 同園でのチンパンジーは、これで20頭(オス6頭、メス14頭)となった。国内では、51施設で324頭(オス138頭、メス186頭)が飼育されている。チンパンジーは、ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト:絶滅危惧種に指定されている。