６回、小園の送りバントを一塁へ悪送球した伊藤（撮影・市尻達拡）

　「広島６－０日本ハム」（５日、マツダスタジアム） 　日本ハムが今季２度目の零敗で連勝が２で止まり、新庄政権最多となる貯金１０への２度目のチャレンジも失敗となった。 　先発の伊藤は同期の森下との投げ合いに「先に（マウンドを）降りたくないです。頑張ります」と話して臨んだマウンド。だが、秋山に初球を先頭打者本塁打され、先制点を献上した。二回以降は踏ん張ったが、六回無死一、二塁からの小園の送りバントを一塁悪送球する適時失策などで２点を追加された。 　７回６安打３失点で今季初黒星。「連打と自分のミスで無駄な失点をしてしまったことがとても悔しいです。流れを引き寄せられない投球となり、チームに申し訳ないです」とコメントした。 　１２試合連続安打中の水野を２番に上げた打線もこの日はつながらなかた。三回１死一、三塁で水谷、水野が凡退。六回も無死一、二塁としたが、水野が三振。郡司、マルティネスは菊池の好守の前に凡退した。 　新庄監督は前夜の試合後「守って勝つ。ポンポンって２、３点取って、あとは守り勝つ野球はどっちかっていう。そういうところを計算しながら」と今後の戦い方について語っていたが、この日は攻守とも機能しなかった。