110円「つっぱり棒」のすごテク。狭い洗面所のすき間が収納スペースに
つっぱり棒で、収納スペースが倍増! 元家政婦で、おうちが清掃業を営んでいた“プロ主婦”のマミさんに、100円ショップのつっぱり棒を使用した小ワザを伺いました。洗面所を広く使えるようになりますよ。 【写真】排水管が邪魔な洗面台の下もつっぱり棒で収納力アップ
つっぱり棒で「バスマットの置きっぱなし」がなくなった!
洗濯に脱衣、身支度など、とにかく役割の多い洗面所は狭さに対してものが多くなりがち。「つっぱり棒マスター」の資格を保有する元家政婦のマミさんは、つっぱり棒を駆使し、限られた洗面所のスペースを広くすっきりと使っています。ここではマミさんが実践する、つっぱり棒の便利な使い方をご紹介します。
●バスマットをかける場所をつくったら、脱衣所の狭い床がすっきり
狭い脱衣所で、邪魔になりがちなバスマット。子どもが間違えて蹴ってしまうこともありますよね。 マミさんのおうちでは、お風呂のドアのいちばん高い位置につっぱり棒を取りつけ、使ったあとのバスマットをそこで乾かしています。 「わが家で10年以上やっている方法です。足ふきマットを使ったらかけるだけですから、家族も協力してくれます。すぐに乾くので、わが家には1枚しか足ふきマットがありません。つっぱり棒はかなり高い位置につけているため、頭に当たることもありませんよ」
●排水管が邪魔な洗面台の下に取りつけたら、洗剤の取り出しがラク
洗面台の下の収納は、排水パイプが通っているためデッドスペースになりがち。つっぱり棒を設置し、スプレーボトルをかければ、このスペースも有効に活用できます。 「お風呂の洗剤などの使用頻度が高いスプレーボトルを、このつっぱり棒にかけました。使いたいときにさっと取れます。また、浮かせる収納なので、掃除もしやすいですよ。奥のものをとりやすいように、ボックスやバスケットを併用することもあります」
●洗濯機の上につけて簡易物干し竿に。濡れたものもさっと干せる
洗濯機の上にもつっぱり棒をつけると便利に。乾ききっていない洗濯物を乾かす、一時的な避難所になります。 「洗濯前の濡れたタオルも干しています。濡れたタオルは放置すると雑菌が繁殖してしまうためです。いちど干してから洗濯すると雑菌が繁殖しにくくなり、洗濯後に生乾きの嫌なにおいが出にくくなりますよ」