大阪の小学生、LGBTQ+やDE&IをUSJの取り組みから学ぶ 従業員とその家族がパレードに参加も
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)はこのほど、大阪市此花区の市立高見小学校で、LGBTQ+やDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)について理解を深める出張授業を開催した。小学4年生から6年生までの児童214人が参加し、多様性についての学びを深めた。 【写真】USJのグッズを身に着けレインボーパレードに参加した従業員ら クイズなどを織り交ぜた内容に子どもたちは興味深く聴講し、さまざまな質問や意見が飛び交う活発な授業となった。参加した児童からは、「みんなが楽しく快適に過ごせる多様性に関する取り組みがもっと増えればいいなと思います」「みんなが自分らしく働けるUSJの話を聞き、私自身も一人ひとり違う特性を受け入れる人になりたいです」といった感想が寄せられた。 4月よりUSJは、CSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」を提唱し、超エンターテイニングな創造力をすべての人と社会へ広げ、子どもたちの笑顔あふれる未来を目指した取り組みを展開している。また、社内における全社横断プロジェクト「NO BORDERS」によるキャリアイベントの開催や、クルーが着用するワードローブのユニセックス化、ジェンダーフリートイレや性別問わずに誰でも使用できる更衣室の設置などを通して働きやすい職場環境作りに尽力。さらに、大阪府立支援学校の中学部生徒を対象とした職場体験実習の実施などを行い、多様性を社会にも広める取り組みを進めている。 また、10月26・27日に大阪市内で開催された多様性を祝う「レインボーフェスタ!2024・関西レインボーパレード」に従業員と家族などが参加。USJらしいグッズを身に着け、約3キロの道のりを練り歩いた。パレードに参加した従業員からは、「働きやすい会社作りはもちろん、今後は社内だけでなく社会に対しても、こうした活動を通じて、USJが誰にとっても居心地の良い場所であることを発信していきたい」といった意気込みも語られた。 TM &(C)Universal Studios & Amblin Entertainment TM &(C)Universal Studios. All rights reserved.