海外メディアも前覇者ドイツのGL敗退に衝撃「W杯呪い」「史上最大の失敗」
またアルゼンチンのオーレ紙は、「2006年のクリンスマン監督から始まり、彼のアシスタントであったレーヴ監督まで、ひとつのドイツの時代が終わった。ドイツは完璧な機械ではなくなったのだ」と報じた。 「このチームは決してドイツの進歩した技術を持っていなかった。新しい部品を備えた仕組みは、油をさしたものではなかった。錆びたドイツは実を結ぶことができなかった」と優れたFWが不足していたことを批判。 自国のアルゼンチンもグループリーグ敗退の危機にあったことを踏まえて「今回のワールドカップは強いチームが勝つのは難しいのだ」と結んでいる。 米メディアのUSAトゥデイ紙も「前大会覇者のドイツが驚きの敗退となった一方でメキシコが、ハラハラするような試合を生き残った」と報じた。 同記事は、「試合後半にドイツは猛攻を見せたがゴールを割れなかった。一方、ロスタイムにビデオ判定で一転、得点が認められた韓国のキム・ヨングォンのゴールに続き、ソン・フンミンが、キーパーが攻撃参加して、がら空きとなったゴールに2点目を決めて、2-0の敗戦にゲームがひっくり返った」と試合内容をレポート。 「この敗戦は、ドイツの近年の大会において最も残念な戦いの最後となり、神話的な『ワールドカップ覇者の呪い』が続くことになった。前大会を制した5チームのうち4チームが次大会のグループステージで敗戦の憂き目にあっているという呪いだ」と続けた。 ドイツ敗退の衝撃の波紋はドイツだけに留まらず全世界に広がっているようだ。