減便続く在来線…岡山県などがJR西日本に利便性の向上を要望
KSB瀬戸内海放送
岡山県内を走るJRの在来線で減便が続いていることを受け、岡山県などがJR西日本に利便性の向上などを求めました。 【写真】JR西日本岡山支社
(岡山県/上坊勝則 副知事) 「減便をしないよう、ぜひともよろしくお願いします」 岡山県の上坊副知事と県内5つの自治体の市長と町長がJRに要望書を手渡しました。 岡山県によると県内のJRの在来線では2021年春のダイヤ改正以降、4年連続で減便が行われています。一方で、新型コロナ禍があけて利用状況が回復しているとして、増便などを通じて鉄道の利便性を向上するよう求めました。 また、JRが進めているみどりの窓口の閉鎖や駅の無人化によって地域住民の利便性が損なわれているとして、サービスの縮小を行わないよう求めました。 (岡山県/上坊勝則 副知事) 「地域住民の大事な交通手段を担っていただいている。地域の実情を踏まえて、より住民の方々が利用できて事業としても回っていくような形にしていただきたい」 JR西日本岡山支社の林秀樹支社長は、「地域の皆様方と引き続き連携して取り組んでまいりたい」などとコメントしています。
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