BBZ、初武道館でデビュー5周年の集大成 第1章が完結、究極の高みはワールドスタジアムツアー
EXILE TRIBEの7人組ダンス&ボーカルグループ「BALLISTIK BOYZ」(略称BBZ)が6日、デビュー5周年を記念した初の日本武道館公演「BBZ EVOLUTION」を開催した。この武道館公演に向けてのメンバーの思いを乗せて制作した楽曲「7」でオープニングを飾ると、ボーカルの日高竜太(28)が「いくぞ、武道館!」とシャウトした。 EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する実力派で、漏れなくアクロバットもできるという身体能力を備えている。2019年5月にデビューアルバム「BALLISTIK BOYZ」をリリースし「オリコン」週間アルバムランキング1位を獲得した。 22年8月から半年間タイを拠点にメンバー7人が共同生活しながら”武者修行”を行い、東南アジアで活躍する土台をつくった。デビュー5周年を迎えた今年は「HIGHER EX」というテーマのもと、さらなる高みを目指して13都市で全国ホールツアーを開催。その集大成となるのが、過去最大規模となる武道館公演だ。 砂田将宏(24)は「メンバー一同でこの日を迎えられたことがうれしいですし、ステージのセットもセットリストもパフォーマンスも衣装も全て過去一のものだと自信を持って言える」と胸を張った。この公演のために衣装デザインも手がけた松井利樹(24)も「日本武道館に来て、僕たちの中で第1章を終わらせに来たステージ。5年の集大成が一番いい形で出せるようにこだわりました」と語った。 BBZ全員が同じベクトルに向かって高みを目指すのは、やはり異国の地での経験が糧になったからだ。松井は「常に一緒に生活していた時間が僕たちのこの5年間の中でも大きなターニングポイントになった期間でもありましたし、僕たちの意思が一つにまとまった瞬間でした」と振り返った。 5周年の節目で、次の章を紡ぐためにふさわしい舞台となった武道館。代表曲「テンハネ―1000%―」やライブ初披露となる新曲「SAY IT」(12月4日発売)など全27曲を披露した。 第2章で目指すさらなる高みについて、日高は「夢を持つことも自由だけど、声に出して伝えることは勇気がいるし難しい。僕たちも難しいと理解していますが、結成当初からそうしてきました。この武道館のステージに立っていることもその一つ。だからこそ、僕たちはもっともっと皆さんと夢をかなえていきたい。アリーナツアー、ドームツアー、そしてワールドスタジアムツアーも本気でかなえたいと思っています。今言った夢をかなえられると約束しますので、皆さんの笑顔を見渡すことができるように一歩ずつ頑張っていきたい」と熱く語った。
中日スポーツ