ルフトハンザ、CAが民族衣装 オクトーバーフェスト開幕
世界最大級のビールの祭典「オクトーバーフェスト」開幕前日の現地時間9月20日、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)の客室乗務員がバイエルン地方の民族衣装を着用し、ミュンヘン空港から関西行きLH742便(エアバスA350-900型機、登録記号D-AIXI)に乗務した。開催期間中、ミュンヘン発の欧州路線やドイツ国内線で着用する。 【写真】民族衣装を着用したルフトハンザのCA 長距離路線の客室乗務員が着用する衣装は、ミュンヘンの服飾店「アンゲルマイヤー・トラハテン」が例年通り提供。昨年に引き続き、コレクションは「STANDARD 100 by OEKO-TEX」の認証を受けており、すべての素材は持続可能な方法で生産・加工されているという。 ルフトハンザは、1957年から客室乗務員が民族衣装を期間中に着用。一時中断したものの、2005年から復活した。 また、ミュンヘン空港のターミナル2では、グランドスタッフ(地上旅客係員)も、伝統衣装で乗客を出迎える。ラウンジでもオクトーバーフェストの開幕を祝い、ビジネスラウンジとセネターラウンジでは、ミュンヘン風ポテトスープやローストポークなどを、ファーストクラスラウンジでも、上質なバイエルン料理をビールと共に用意する。 期間中は機内でもオクトーバーフェストの特別メニューを提供。フランクフルトとミュンヘン発の長距離路線の一部便では、全クラスでバイエルン地方の郷土料理を提供する。また、長距離路線のファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーでは、歯ブラシなどをハート形のオクトーバーフェストバッグに入れて用意する。 オクトーバーフェストはバイエルン州のミュンヘンで開催されるビール祭りで、第189回となる今年は9月21日から10月6日まで開かれる。
Tadayuki YOSHIKAWA