公開練習に参加した（左から）バズーカ巧樹、龍聖、山口元気代表、鈴木千裕、アンジーひより、山田彪太朗、、中島玲

　立ち技打撃格闘技のKNOCK OUT（ノックアウト）は11日、東京・新宿FACEで「KNOCK OUT　カーニバル2024 SUPER BOUT“BLAZE”」（23日、東京・代々木第2体育館）に向けた公開練習を開催した。 　同大会で師匠の五味隆典（45＝東林間ラスカルジム）と戦う鈴木千裕（25＝クロスポイント吉祥寺）は全力のミット打ちを披露。五味と戦うのはボクシングルールだが、この日の練習では、相手を倒してのパウンドまで繰り出した。「突っ込み待ちだったんですけどね。ボクシングの後の一発目に三日月（蹴り）入れたんですけど『ナイスぅ』とか言われて（笑い）」と笑顔を見せた。 　鈴木はその後、メディアに対応。質問は五味戦の約1カ月後に行われる「超RIZIN3」（7月28日、さいたまスーパーアリーナ）でのボクシング元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ（45＝フィリピン）との一戦にも及んだ。 　パッキャオにキックや肘打ちなどを見舞ってしまった場合、500万ドル（約7億7500万円）の罰金が科せられるルール。 　鈴木は「それヤバいっす。パッキャオレベルだったら、ダッキングして自分からちょっと（肘に）当たって『はい7億』って言われたら、たまったもんじゃないですよ（笑い）。かといってストレート打った時、よけられて（肘が）当たったら。それが故意的じゃなかったとしても7億って言われたらもう僕、吹っ切れて何でもしますから」とメディアを笑わせていた。