学びやに感謝、新たな未来へ 青森・田子小創立150周年式典
田子町立田子小(向井美香子校長)の創立150周年記念式典が24日、同校体育館で行われ、出席した児童とPTA関係者らが伝統への誇りを胸に、新たな歴史を刻むことを誓った。 同校は1874年、寺院を仮校舎として開校。1975年に「学校造林コンクール全国特選校」を受賞した。現在の校舎では97年から授業を開始し、昨年は上郷小・清水頭小を統合して町内唯一の小学校となった。 現在の在校生は141人で、これまでに記録が残っているだけで1万875人以上の卒業生を輩出した。 式典では、向井校長が「学校を守り、育て、つないできた先人に敬意を表したい」、宇藤佳明実行委員長は「次の10年、20年、100年に向け、地域の方々の力添えを願う」とそれぞれあいさつ。歴代の校長やPTA会長に感謝状を贈呈した。 全校児童は、学びやへの感謝の気持ちなどを伝える「よろこびの詩」を発表。出席した全員で校歌を斉唱し、学校のさらなる発展を誓った。式典終了後には、アトラクションとして6年生が田子神楽を披露した。
デーリー東北新聞社