自動運転バス実証実験 2回目の市民体験試乗会「ガックン停車が少なくなった」東広島市
広島ニュースTSS
広島県東広島市で実用化に向けた検証が進むバスの自動運転について、8日、2回目となる体験試乗会が行われました。 東広島市とJR西日本は運転手不足などの課題解決に向けて、バスの自動運転システムの導入を目指しています。 8日はバスの利用者に関心を持ってもらおうと、2回目となる試乗会が開催され、JR西条駅から広島大学までの全長12キロの区間の一部を、ハンドルやブレーキなどの運転操作の一部をシステムで制御する自動運転が行われました。 今回の試乗会では信号機からの情報を電波でキャッチし、自動で発進と停止の判断を行う機能のほか、衛星電波が届きにくい高架下などでも走行が可能となる、最新の技術が導入されました。 【試乗した人は】 「今年はさらに新しい技術が導入されているのがよくわかって良かった」 「信号の時間がわかっての停車になるのでガックン停車が少なくなったし、急ブレーキが少なくなったと思う」 JR西日本などは2027年度末までに完全自動運転での実用化を目指しています。
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