元世界3位ティーム 世界219位にストレート負けでチャレンジャー大会8強ならず<男子テニス>
ザダル・オープン
男子テニスのザダル・オープン(クロアチア/ザダル、クレー、ATPチャレンジャー)は20日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのD・ティーム(オーストリア)は世界ランク219位のL・ノイマイヤー(オーストリア)に2-6,1-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。 【錦織、マレーらマイアミOP組合せ】 30歳で元世界ランク3位のティームは2021年6月に右手首を負傷し戦線を離脱すると、翌2022年の復帰後も思うような勝利をあげることができず、世界ランクも一時340位台にまで落ちてしまった。 その後は徐々にツアーでも結果を出してきてはいるが、今シーズンはいまだツアー本戦で白星をあげられずにいる。 今月はキルクスク・オープン(ハンガリー/セーケシュフェヘールバール、クレー、ATPチャレンジャー)からヨーロッパのクレーコートシーズンを開始しているティームは今大会、1回戦で世界ランク446位のF・クライノビッチ(セルビア)をストレートで下し初戦を突破。 2回戦は同胞の21歳ノイマイヤーと激突した。 この試合、ティームはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が59パーセントに留まるとノイマイヤーに4度のブレークを許す。リターンゲームでは8度のブレークポイントを握ったものの、いずれも決め切ることができず敗北。1時間41分で力尽きた。 勝利したノイマイヤーは準々決勝で世界ランク421位のJ・フォレイテク(チェコ)と対戦する。