「思ったより出力あった。ここから徐々に」島内颯太郎 快調 ことしも期待の広島カープ 投手陣 週末は練習試合へ “機動力野球” 磨く
― 昨シーズン初めてタイトルを獲って迎える今季。ここまでの調整は? 「まず、対バッターに投げられたことが大きいと思いますし、ここから徐々にもっともっと自分のボールが投げられるように調整していかないといけないと思いますし、そこを任されていると思うので、ここからまた上げていきたいなと思っています。ことしも勝ちパターンで投げたいなっていう気持ちはあるので、また、そこを目指して、チームの優勝というのが一番だと思うので、そこの一員になれたらいいなと思っています」 小宅世人 アナウンサー いろんなピッチャーがシーズンに向けて準備を行っていく中できょう、このブルペンで一番注目を集めたのが、侍ジャパン選出の 森下暢仁 投手でした。この柵のところがお客さんから見えるスペースになるんですが、ぎっしりで身を乗り出して、「森下くーん!」というふうに手を振っている様子もありました。 16日、森下投手は55球ほど変化球を交えながら投げたんですが、最初はブルペンキャッチャーの方をひざ立ちにした状態で投げていました。最初から低めに投げようとすると、ボールに力が加わらないということで、ひざ立ちの状態でまずは高めのボールからしっかりと調整を行ったうえで本腰の投球をしたということなんです。 その55球を受けたブルペンキャッチャーの話です。前田健太 投手から教わったスライダーを今、調整中という森下投手について「本来、使っていたカットボールよりも非常に変化量が多くて、横になめらかに滑っていくような変化が魅力。これが完成したら、バッターとしては怖いボールになるんじゃないか」とそんな話をしていました。 いろんなピッチャーが躍動した16日、わたしが注目したポイントです。シートバッティングなんですが、基本的に1塁にランナーを置いた状態で行われました。 ピッチャーのボールがワンバウンドしようものならランナー、スタート。走ってセカンドを狙うわけです。ピッチャーにすきがあり次第、スタートして2塁を狙う、そんな姿が見られました。