マツダのジャストサイズSUV「CX-30」、機種体系を刷新し機能を向上
「ブラックアピアランスパッケージ」を設定
マツダは2024年7月18日、クロスオーバーSUVの「CX-30(シーエックスサーティ)」を商品改良し、全国のマツダ販売店を通じて同日より販売することを発表した。 【写真はこちら】レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した「Retro Sports Edition」は継続設定(全3枚) CX-30は車高制限1550mmの機械式立体駐車場に入る車高でありながら、機内持ち込みサイズのスーツケースが4つ収納可能な約430Lの荷室容量を確保した、都市でも郊外でも対応できるユーティリティが好評のSUVだ。 デビューしたのは2019年。以来、モデル追加や限定車の投入、さらに複数の商品改良を繰り返し、その商品性に磨きを掛けてきた。 今回の改良では選択しやすくなるよう、機種体系を刷新。特別仕様車「20S Retro Sports Edition」「XD Retro Sports Edition」以外の機種を刷新し、これまでの9機種を6機種の設定に改めた。
マイルドハイブリッドとクリーンディーゼルを設定
まず、CX-30が搭載するパワートレーンをおさらいしておくと、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2機種を設定する。 前者は156ps/199Nmを発生する2L直噴ガソリンエンジンSKYACTIV G 2.0にマイルドハイブリッドシステムM HYBRIDを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.0」で、後者は130ps/270Nmを発生する1.8Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」となる。 組み合わせるトランスミッションはどちらも6速ATで、駆動方式はいずれも2WD(FF)と4WDをラインナップする。 改良後の機種体系については、ベースグレードに充実した安全装備が備わった「20S S Package」 「XD S Package」を設定。(20Sがガソリンエンジン搭載車、XDがディーゼルエンジン搭載車) そして上級グレードには、シートヒーター等の快適装備を充実させた「20S Touring」 「XD Touring」を設定するほか、従来から設定のあった特別仕様車としてレトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した「20S Retro Sports Edition」 「XD Retro Sports Edition」の全6グレードのラインナップとなる。 またメーカーセットオプションとして、「20S S Package」「XD S Package」に、ホイールとドアミラーカバーを黒色に変更できる「ブラックアピアランスパッケージ」を設定する。