森保一監督、“代表デビュー”高井幸大に思わずびっくり! 投入シーンを回想し「普通なら顔が引き攣るところ…」
日本代表の森保一監督が、代表デビューを飾った川崎フロンターレの高井幸大について言及した。 【動画】ゴールラッシュで中国を粉砕! 日本代表は5日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第1節で中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦。日本は12分に先制点を奪うと、ゴールラッシュを披露。すると、4-0で迎えた71分には初招集の高井が途中出場し、代表デビューを飾った。試合はその後も日本がゴールを重ね、7-0で大勝し、最終予選を白星でスタートした。 試合後の会見に出席した森保監督は、高井について問われると、「昨日一昨日まで19歳だと思っていなかったです(笑)」とジョークを飛ばした。 「すごく落ち着いていて、もちろんパリ五輪世代だということは承知していましたが、非常に落ち着いたプレーでチームの活動にスムーズに入ってこれているので、20歳とはあの落ち着きからは感じられないです」 その年齢に似合わない落ち着きは、中国戦の中でも見られたようだ。「今日もピッチに送り出す時もすごく笑顔で、普通なら顔が引き攣るところだよなと思いながら送り出しました」と高井を投入したシーンを振り返った。 高井が途中出場した時点ですでに点差は4点に広がっていた。「今日は点差が開いた中で、そこでチャレンジするという部分では彼にとってもよかったかなと思います」と語った中、今後への期待も口に。「これからより拮抗した試合の中でも力を発揮できるようにさらに練習からやってほしいと思います。空中戦もほとんど勝っていたと思いますけど、全部勝てるところが彼の特長で、高さを防ぐ守備、攻撃力を発揮できる部分を還元できるように力をつけてほしいと思います」と20歳DFの成長を望んだ。