公式戦で珍事!選手がボールガールにプレーさせる、結果は…?<男子テニス>
ロレックス・モンテカルロ・マスターズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は7日にシングルス1回戦が行われ、第16シードのA・ブブリク(カザフスタン)は世界ランク33位のB・チョリッチ(クロアチア)に1-6, 1-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。この試合の第2セット、ブブリクがボールガールにラケットを渡しプレーさせるという、公式戦では極めて珍しい行動をとり話題となっている。 【動画】ブブリクに代わりボールガールがプレーした実際のシーン! トリッキーなプレーやユニークな人柄でファンを楽しませることがある26歳で世界ランク18位のブブリク。 この日の1回戦では第1セットを31分で早々に落とす。すると第2セット、ブブリクのサービスゲームとなった第2ゲームの30-30の場面で、ブブリクは突如としてボールガールに「プレーしたい?」と声をかけラケットを渡した。 最初は戸惑っていたボールガールだったが「ボールボーイ」となったブブリクに促されプレー。結果はダブルフォルトとなりチョリッチと打ち合うことはできなかったものの、会場は大いに盛り上がった。ブブリクとハイタッチをしたボールガールはその後も笑顔を浮かべていた。 エキシビションマッチなどではボールキッズにプレーをさせる場面がしばしばみられるが、公式戦でこのようなことをする選手はほとんどおらず、ブブリクらしい極めて珍しいシーンとなった。 なお、このポイントはやり直され30-30から試合が再開されたものの、ブブリクはここでボールガールと同じくダブルフォルト。ブレークポイントをチョリッチに与えたが、ここはセーブしこのゲームはキープした。 しかし、その後はチョリッチからゲームを奪うことができず、1時間4分で敗れた。 プレーの内容としてはアンフォーストエラーを20本犯すなどいい所がなかったブブリクだったが、ただでは終わらずファンとボールガールを楽しませ大会を去った。 一方、勝利したチョリッチは2回戦で同25位のJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは1回戦で同19位のS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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