【2023 写真蔵トップ10】<第2位>よりモダンなデザインへと進化した、BMW 3シリーズセダン
3シリーズのコクピットからシフトレバーが消えた!
長かったコロナ禍も落ち着いた2023年。この1年(2023年1月1日~12月20日)に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第2位は、2023年モデルでマイナーチェンジされた、BMW 3シリーズだ。(2023年1月29日公開、一部修正) 【写真はこちら】BMW 3シリーズの詳細はこちら。(全15枚) 現行モデルのBMW 3シリーズは、2018年にワールドプレミア(日本発売は2019年)された、G20型と呼ばれる7代目となる。デビューから4年、大がかりなマイナーチェンジを受けた2023年モデルが登場した。 基本的なボディデザインに変わりはないものの、LEDヘッドランプはよりシャープな印象となり、BMW伝統のキドニーグリルはダブルバーを採用し、フロントエプロンをワイド化して、よりパワフルなデザインとなった。リアビューも、テールランプをより水平なラインとして、テールパイプも大径化された。 インテリアでは、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させたBMWカーブド ディスプレイを採用して、優れた視認性と高い操作性を実現した。何よりも画期的だったのは、トランスミッションのシフトレバーを廃してスイッチ式とし、パドルシフトを全モデルに標準装備したこと。これでセンターコンソールのiドライブ コントローラーのまわりはスッキリした。 日本仕様のパワートレーンは、2Lの直4ガソリンターボ(318i/320i)、2Lの直4ディーゼルターボ(320d)、2Lの直4ガソリンターボ+モーター(330e)、そして3Lの直6ガソリンターボ(M340i)を設定。いずれもトランスミッションは8速ATで、駆動方式はM340iは4WD、それ以外はFRとなっている。 ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能も備えた最先端の運転支援システムや、最新世代のコネクティビティも備え、プレミアム コンパクト スポーツセダンとしての地位をさらに確立したBMW 3シリーズ。なお、ワゴンのツーリングも同様の変更がなされている。(写真:井上雅行) ■BMW 320i エクスクルーシブ 主要諸元 ●全長×全幅×全高:4720×1825×1440mm ●ホイールベース:2850mm ●車両重量:1550kg ●エンジン:直4 DOHCターボ ●総排気量:1998cc ●最高出力:135kW(184ps)/5000rpm ●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1350-4000rpm ●トランスミッション:8速AT ●駆動方式:FR ●燃料・タンク容量:プレミアム・59L ●WLTCモード燃費:13.0km/L ●タイヤサイズ:225/50R17 ●車両価格(税込):678万円
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