【12球団戦力分析】ヤクルト・青木の復帰で戦力アップ。新打線で巻き返しを目指す
昨季は広島が37年ぶりのリーグ連覇を遂げたセ・リーグ。2018年も広島の個の力は高いレベルにあるが、若虎の成長で戦力の厚みが増している阪神、日本シリーズ進出の自信と勢いを保つDeNA、覇権奪回を誓う盟主・巨人もセ界の頂点に立つことを現実目標としている。松坂大輔が加わった中日、小川淳司監督&宮本慎也ヘッド体制で巻き返しを期すヤクルトも、“混セ”の演出に一役買うことになるだろう。混戦必至のペナントレースを抜け出すのは果たして――。 ※記録は3月17日時点 ■2018開幕カード VS.DeNA(横浜)2017対戦成績 8勝17敗0分 勝率.319 (ホーム5勝7敗0分・ビジター3勝10敗0分) 予想開幕投手 ブキャナン(初) ここがヤクルト最大の泣きどころであり、投手陣が整備されないと上位進出は難しい。開幕の先発ローテには既存のブキャナン、石川雅規、由規、原樹理に加え、新助っ人のハフが入ってきそうだ。エースの小川泰弘、2年目右腕の星知弥が故障で出遅れていることからコマ不足は否めず、2年目左腕の寺島成輝、同右腕の梅野雄吾、ドラフト2位ルーキーの大下佑馬ら若手投手が割り込む余地は大いにある。 救援陣は・・・
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