寺尾聰&松坂桃李、映画「父と僕の終わらない歌」で親子役!「桃李とならやってみたい」
俳優の寺尾聰(77)と松坂桃李(36)が、映画「父と僕の終わらない歌」(小泉徳宏監督、2025年5月23日公開)に主演し、親子役を演じることが発表された。 同作は、アルツハイマー型認知症を患いながら80歳にしてイギリス史上最高齢でCDデビューを果たした男性と、その息子の実話を基にした物語。 舞台を神奈川・横須賀市に移し、楽器店を営む間宮哲太(寺尾)が、ある日突然、アルツハイマー型認知症と診断され、家族や友人たちに支えられながら、若き日に諦めたレコードデビューの夢を再びかなえようとするまでを描く。 寺尾は2009年公開の「さまよう刃」以来、16年ぶりの映画主演。「この作品は、俳優と歌手人生が初めて交わる、自分にとってメモリアルな作品です」と感慨深く語り、「正直、最初はこの作品を受けるべきか悩みましたが、息子役が桃李と聞いて、桃李とならやってみたいと、だんだん心が動いていきました」と胸中を語っている。 哲太の息子・雄太を演じた松坂は「寺尾さんの息子を演じられたことは、僕の中では本当に誇りです。もし他の人がやっていたら、きっと悔しかったと思います。寺尾さんはいつも優しく包み込んでくれて、一緒にお芝居すると瞳に吸い込まれそうになる、そんなすてきな方です」と相思相愛ぶりを明かす。 チャーミングでちゃめっ気のある哲太の妻で、雄太の母を松坂慶子が演じるほか、家族を取り巻く横須賀の人々を、佐藤栞里、副島淳、森三中・大島美幸、三宅裕司、石倉三郎、齋藤飛鳥、佐藤浩市らが演じる。
テレビ朝日