世界の最前線の映画 全11作品をラインナップ 「カンヌ監督週間 in Tokio 2024」が開催
2023年にアジア初の開催となり好評を博した「カンヌ監督週間 in Tokio」の第2回目の開催が決定し、上映ラインナップ全11作品が発表された。また、あわせて、本特集の予告映像とポスタービジュアルが公開された。 本特集は、ソフィア・コッポラ、スパイク・リー、ジム・ジャームッシュ、グザヴィエ・ドラン、大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、西川美和など、名だたる監督たちを見出してきたカンヌ国際映画祭の唯一無二のセレクションである「監督週間(Quinzaine des cinéastes/Director’s Fortnight)」の最新ラインナップを日本国内でいち早くスクリーンで鑑賞できる貴重な機会。 第2回目となる「カンヌ監督週間 in Tokio 2024」では、昨年に急逝したソフィー・フィリエール監督がアニエス・ジャウィを主演に迎えて中年の危機を描いた遺作『これが私の人生』をオープニング作品に据え、セザール外国語映画賞に輝いた『8月のエバ』で知られるスペイン人監督ホナス・トルエバの『ジ・アザー・ウェイ・アラウンド(英題)』、カナダの鬼才マシュー・ランキン監督の『ユニバーサル・ランゲージ(原題)』、70~80年代にかけての偏執的なスリラーの巨匠たちへオマージュを捧げたライアン・J・スローン監督による初長編作品『ゲイザー(英題)』ほか全11作品がラインナップ。 日本からは、カンヌ現地でも高く評価され「国際映画批評家連盟賞」を女性監督として史上最年少で見事受賞した山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』、日本アニメーションとしては6年振りに選出された、久野遥子監督・山下敦弘監督『化け猫あんずちゃん』、そして世界中の映画祭から引っ張りだこの山村浩二監督による短編アニメーション『とても短い』が過去の短編6作品とあわせて上映される。 【上映ラインナップ】 1)THIS LIFE OF MINE『これが私の人生』監督:ソフィー・フィリエール 2)『ナミビアの砂漠』監督:山中瑶子 3)EAST OF NOON『イースト・オブ・ヌーン』監督:ハラ・エルクシ 4)EAT THE NIGHT『イート・ザ・ナイト』監督:キャロリーヌ・ポギ&ジョナサン・ヴィネル 5)GAZER『ゲイザー』監督:ライアン・J・スローン 6)『化け猫あんずちゃん』監督:久野遥子、山下敦弘 7)GOOD ONE『グッド・ワン』監督:インディア・ドナルドソン 8)MONGREL『モングレル (白衣蒼狗)』監督:チャン・ウェイリャン(共同監督)イン・ヨウチャオ 9)THE OTHER WAY AROUND『ジ・アザー・ウェイ・アラウンド』監督:ホナス・トルエバ 10)UNIVERSAL LANGUAGE『ユニバーサル・ランゲージ(原題)』監督:マシュー・ランキン 11)山村浩二監督短編集『とても短い』監督:山村浩二 「カンヌ監督週間in Tokio 2024」は、2024年12月8日(日)~19日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。
otocoto編集部