26年W杯に向け…アメリカ代表、ポチェッティーノ氏の新監督就任を発表
アメリカサッカー連盟(USSF)は10日、アメリカ代表監督にマウリシオ・ポチェッティーノ氏が就任したことを発表した。 自国開催のコパ・アメリカ2024でグループステージ敗退に終わったことを受け、USSFは今年7月にグレッグ・バーホルター前監督の解任を発表。メキシコ、カナダとの共同開催国として臨むFIFAワールドカップ26に向けて新指揮官の招へいに動いていたなか、契約期間は明らかになっていないが、ポチェッティーノ氏が就任することが決まった。 現在52歳のポチェッティーノ氏は現役時代にパリ・サンジェルマン(PSG)やエスパニョール、ボルドーなどでプレーした。引退後は指導者に転身し、これまでエスパニョールやサウサンプトン、トッテナム、パリ・サンジェルマン(PSG)を歴任。2023年7月にはチェルシーに就任し、紆余曲折ありながら、カラバオ・カップ準優勝、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権獲得を果たしたものの、今年5月にわずか1年で契約解除となっていた。 キャリア初の代表監督就任が決定したことを受け、ポチェッティーノ氏はUSSFの公式サイトで以下のようにコメントを発表した。 「アメリカサッカーチームに加わるという決断は私にとってサッカーだけの問題ではなかった。チームとこの国が歩んでいる旅のためなんだ。エネルギー、熱意、そしてここで本当に歴史的なことを成し遂げたいという意欲、これらが私を奮い立たせたものだ」 「選手と同じくらい情熱的なファンの前でアメリカ男子代表チームを率いる機会を逃すわけにはいかなかった。才能と可能性に満ちた選手たちを目の当たりにし、一緒に国全体が誇れるような特別なものを作っていきたい」
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