玉川徹にナスD、「テレ朝」局アナ…「有働タイムズ」の出演者が“身内ばかり”の理由
10月6日にスタートするテレビ朝日の報道・情報番組「有働タイムズ」(日曜20時56分~22時15分)の出演者が発表された。有働由美子アナ(55)がメインキャスターを務める初の冠番組だけに、他局のテレビマンたちは戦々恐々としていた。しかし、発表されたメンツを眺め、逆の意味で戦慄が走ったという。 【写真を見る】有働アナ以外にもこんなにたくさん? NHKを辞めた元エース女子アナたち ***
9月24日、テレ朝の篠塚浩社長は、定例会見でこう語った。 「来週から10月クールとなるが、日曜夜に有働由美子さんがキャスターを務める『有働タイムズ』がスタートする。エンターテインメントを包括した創造的なニュース・情報番組として、『視聴者をもてなす、歓待する』という精神を大切に、有働さんと共に挑戦していきたいと思う」 気になるレギュラー陣は――。有働アナと共に進行を務めるのが、紀真耶アナ(31)、武隈光希アナ(26)、山本雪乃アナ(32)といったテレ朝アナウンサー。レギュラーコメンテーターは、同局の政治部官邸キャップ・千々岩森生氏。準レギュラーのコメンテーターは、「羽鳥慎一モーニングショー」でお馴染みの元テレ朝社員・玉川徹氏(61)。天気予報は、同じく「モーニングショー」の気象予報士・片岡信和氏(39)。スポーツコーナーを担当するのは、元ビーチバレー選手の浅尾美和氏(38)という面々だ。 そして、初回は90分拡大スペシャルで、特集企画では“ナスD”こと友寄隆英 ディレクターと共に有働アナが、アメリカ中部の国立公園グランドサークルを取材するという。民放プロデューサーは言う。
身内ばかり
「出演者がテレ朝の身内ばかりであることに、とにかく驚きました。進行が局アナなのはともかく、大事な初回の特集が社員ディレクターのナスDですから。彼の出演料はもちろんタダです」 ナスDといえば、テレ朝の「陸海空 地球征服するなんて」では制作統括のほか、取材ディレクターとしても活躍。現地で刺青の塗料として使用される果物の汁を「体に良い」と言われて体中に塗ったところ、全身が真っ黒になってしまったことで話題となった。 「注目はされましたが、低視聴率のため『陸海空』は2年で打ち切られ、正直言って過去の人のイメージが強い。さらに、昨年7月末をもって定年退職した玉川さんは、フリーコメンテーターとはいえ出演料は10万円程度でしょう。平日朝に『モーニングショー』で見た顔を日曜にも見たいかどうかは疑問です」 「モーニングショー」では、「海外取材に行くエネルギーがない」とも語っていた玉川氏。月~金に加え、準レギュラーとはいえ日曜も働くとなれば、エネルギーが心配でもある。 「そしてお天気担当も『モーニングショー』の片岡さんです。元戦隊ヒーローのイケメン俳優ですが、ドラマ出演歴を見ると見事にテレ朝系列(ABC、メーテレなど)ばかり。身内と呼んでも差し支えないでしょう。こちらの出演料は7~8万円ほどだと思います」 もっとも、スポーツ担当の浅尾氏は身内とは言えない。 「テレ朝の公式ホームページでは《現役時代“ビーチの妖精”とよばれた》と紹介されていましたが、一体、何年前の話ですか? 彼女が国内大会3位となって注目されたのは2007年です。五輪出場も叶わず、13年には結婚して専業主婦になりました。他局がパリ五輪の金メダリストたちを積極的に起用している中、どうやって見つけてきたのか……。彼女が大谷翔平や大の里ら時代を席巻するアスリートたちに対して気の利いたことが言えるのか疑問です。出演料は10万円程度ですね」 なんだか、あまりお金がかかっていないような。