船舶からの油漏れを想定した防災訓練 港に180メートルのオイルフェンス 静岡・焼津市大井川港
静岡県焼津市の大井川港では、船舶からの油漏れを想定した総合防災訓練が行われました。 訓練は港の立地企業など50社以上で組織する大井川港振興会が毎年実施しています。 今回の訓練は岸壁で荷物を上げ下ろししていた船舶で、油が漏れる事故が発生したことを想定しました。 訓練には振興会のメンバーや市や消防が参加。 港に180メートルのオイルフェンスを張ったり、警戒体勢を敷いて各機関との連携を確認したりしていました。 大井川港管理事務所 鈴木展明係長: 「こういったこと(訓練)を繰り返しながら、市民の安全と地域の安全を守れるように引き続きやっていきたいと思っています」 振興会の話では過去に油漏れや火災など、大井川港で大きな事故は発生していないということです。