合格率5.8%の資格試験を突破! 広島市内の大学生「わかりやすく伝える気象予報士に」【みんなで防災プロジェクト】
高橋さんは、なぜ気象予報士の資格をとろうと思ったのでしょうか? ■広島工業大学 環境学部地球環境学科4年生 高橋克昌さん 「小さい頃から自然科学が好きというのが漠然とあって、中学2年生の時に気象予報士という資格に出会って、大学に入ってから気象予報士を取りたいなと思って勉強しました。2014年とか2018年の広島で起こった豪雨災害でも、やはり自分の身近なところで起こった災害でもあったので、周りでも大変な人もいっぱいいたし、テレビとかでもそういう被害の状況とか、当時の気象状況の解説とかそういうのを聞いて、天気の情報って大事なんだな。」
指導する広島工業大学環境学部地球環境学科の田中健路教授に、気象予報士の役割について聞きました。 ■広島工業大学 環境学部地球環境学科 田中健路教授 「大雨とか台風などによる洪水・土砂災害といったところで、より正確な気象情報というものを伝えていくといったところで、重要な役割が強まっています。」
せっかくなので、高橋さんにお天気キャスターにも挑戦してもらいました。 ■広島工業大学 環境学部地球環境学科4年生 高橋克昌さん 「能登半島では1月に発生した地震により、地盤が緩んでいるところがありますので、土砂災害には十分注意が必要です。その他、雨の強い地域では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分お気をつけ下さい。以上、気象情報でした。」
先輩として、少しだけアドバイスをさせてもらいました。 ■広島テレビ 寺本卓也気象予報士・防災士 「僕の代わりでもいいんじゃないかぐらいの上手さでしたね。強いていうならば、ちゃんと指してはいたんですけれども、危ないところをゆっくり指して「ここら辺危険です」。自分の住んでる地域がやはり気になると思うので、明るく元気に、お天気予報を届けていただけたらなと思います。」
最後に、将来はどんな気象予報士になりたいのかを聞きました。 ■広島工業大学 環境学部地球環境学科4年生 高橋克昌さん 「今の研究でも気象のことをやったりしているので、情報をしっかりわかりやすく伝えられるような気象予報士になりたいなと思います。」