西武・菅井信也のデビュー登板は5回2失点 2回までに4四球
◆ヤクルト・西武(6日、神宮) プロ初登板初先発の西武・菅井信也がガチガチのデビュー戦となった。2回までに4与四球と制球が不安定。2回に2四球などで2死満塁としてから丸山和に先制の左前打を許すと、3回には2死から山田に左翼スタンドへソロ本塁打を浴びた。 ■「これはバレない!」人気女性タレントがお忍びで西武戦観戦【写真】 育成出身の3年目はイースタン・リーグで9試合に登板し、49イニングで13与四球。最速149キロながらゆったりとしたフォームから繰り出す球は見た目以上に速く感じ、安定感も相まって2日に支配下入りが発表された。 昨秋の秋季教育リーグ・阪神戦では後に日本一となった阪神の主力に対して6回1失点と好投するなど潜在能力は高い。しかし「イメージしただけで緊張してしまう。元々緊張するタイプなのでそこは緊張し、思い切って自分のボールを投げたい」と覚悟していた通り、緊張からか先頭の西川に3ボールから入るなど球数を要した。 4、5回は立ち直って三者凡退。村上には5回、空振り三振に仕留めるなど3打席とも打ち取った。5回103球を投じて2失点と粘りの投球を披露したものの打線の援護もなく、勝ち投手の権利は手にできなかった。
西日本新聞社