史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング8位。クロップも大満足! リバプールに24億円を残した男
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
8位:南野拓実(みなみの・たくみ) 生年月日:1995年1月16日 移籍先:リバプール(イングランド)→モナコ(フランス) 移籍日:2022年7月1日 移籍金:1500万ユーロ(約24億円) 日本人選手の歴代移籍金ランキング8位は、南野拓実だ。2022年夏にリバプールからモナコへ移った際に、1500万ユーロ(約24億円)の移籍金が動いていた。 南野は、2020年1月にザルツブルクからリバプールへ移籍した。しかし、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネといったワールドクラスが集まるイングランドの名門で定位置を得るのは難しく、2020/21シーズンの後半戦はサウサンプトンへのレンタルも経験している。 そんな中でも一定の結果は残しており、2021/22シーズンはプレミアリーグ11試合に出場して3得点を記録。さらにカップ戦での働きは見事で、FAカップとEFLカップで合わせて7得点を挙げた。今年2月のリーグカップ決勝前、ユルゲン・クロップ監督が「2年前はおそらくタキ(南野)の大会だった。彼が我々を決勝まで導いてくれた。今季はコディ・ガクポがそれにあたるだろう」と当時を回想していたほど、南野のカップ戦での活躍は印象深いものだった。 モナコに移籍した南野はリーグアン1年目が期待ハズレに終わったものの、2023/24シーズンは9得点6アシストを記録して、完全復活を果たしている。リバプールの主力にはなれなかったものの、南野は850万ユーロ(約13.6億円)で加入して1500万ユーロをリバプールに残した。モナコでもその価値を示しているところだ。
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