浦和退団ソルバッケンの去就は依然不透明…クラブは移籍先探しに苦戦
浦和レッズを退団してローマに復帰したノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)の去就は依然として不透明だ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 【写真】「さすがにかっこよすぎる」J1優勝目指す浦和の新ユニフォーム 2023年1月にボデ/グリムトからローマへ完全移籍で加入したソルバッケンだが、セリエAの強豪ではポジション争いに苦戦。その後、2023年夏にオリンピアコスへレンタル移籍し、今年1月には浦和へレンタル先を変更した。 新天地の浦和では度重なる負傷に悩まされ、公式戦6試合の出場にとどまったなか、クラブはレンタル期間の延長を目指したものの、交渉がまとまらず。6月30日のレンタル期間終了をもって退団していた。 現在は保有元ローマのプレシーズントレーニングに参加し、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下ではチームトレーニングと共にプレシーズンマッチにも出場。選手自身はローテーション要員としてバックアップ役を務めるとしても、クラブでプレーを続けたい意向を示しているといわれている。 ただ、クラブサイドはフリートランスファーで獲得した同選手を完全移籍で売却できれば、帳簿上においてもプラスに働くためあくまで換金対象とみなしている。 そして、ノルウェー代表FWの移籍先となりそうなクラブに積極的にアプローチをかけているが、オファーを引き出すのに苦労している状況にあるという。 浦和退団直後にはスウェーデンの名門マルメからの関心も伝えられていたが、クラブにとって高額なサラリーの問題もあってか、以降は具体的な話に発展していない。 今後も2027年まで契約を残すソルバッケンの売却がうまくいかない場合は再びのレンタル移籍やフリートランスファーでの放出も視野に入れざるを得ないかもしれない。
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