カズ&北澤豪は落選...伊東輝悦がフランスW杯を回想「俺、いていいんかって。変な感じでしたよ」
「複雑ですよ。嬉しいのとビックリと」
J3のアスルクラロ沼津に所属する元日本代表のMF伊東輝悦が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。1998年のフランス・ワールドカップを振り返った。 【動画】伊東輝悦がフランスW杯を回想! 8月31日に50歳の誕生日を迎えた伊東は、清水エスパルスで所属していた97年に日本代表に初招集された。ただ、出番はなかなか得られず、フランスW杯のアジア最終予選では出場できなかった。 それでも、三浦知良や北澤豪らが選外となるなかで、伊東はフランス行きのメンバーに選ばれる。 「複雑ですよ。嬉しいのとビックリと。最後の最後で、急に入って。スイスに事前合宿に行きました。そこで最終メンバーが決まります。カズさんと北澤さんが外れます。『えっ』と思って。 チームメイトと、そんなにコミュニケーションを僕自身も取るのが得意でもないし。そんななかで『これ大丈夫か。俺、いていいんか』と思って。自分のなかで、単に『俺、大丈夫か』って思うだけで、誰とも共有できないし変な感じでしたよ」 フランスW杯でも出場はなかった。伊東は「ピッチに立っていろいろ感じられたら良かったというのが正直な気持ちです。ベンチにいて、スタンドとか周りの祭りのような雰囲気を感じられたけど、ピッチのなかで体験できなかったのが、ちょっと残念だった。それは、結局自分の力不足だと思う」と回想した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部