【内臓脂肪減らす薬】お腹周りが4.7センチ減少!?買える人・買えない人に条件あり『薬局できちんとチェックできるの?』医師が懸念 大正製薬「アライ」
薬局で「きちんとチェック処方・販売されるのか」医師が懸念
ーーBMIが25以上35未満で、脂質異常症、高血圧、心筋梗塞・脳梗塞などの症状がある人はアライを買うことができません。色々と決められていますが、正しく処方されるか、懸念はりますでしょうか? 「この腹囲、メタボの基準はあるけども、糖尿病、脂質異常、高血圧があれば薬局では買えないので、きちんとチェックして処方・販売してもらえるのかが気になるところです。薬局で腹囲を測るかといったら自己申告かもしれない。だからそこは薬剤師にきちんとメジャー持って、しっかり測っていただく必要があるかなと。脂肪便以外の副作用は報告されてないから、処方箋なしで買えるようになったのですが、それでも健康被害が出る可能性はあります」
脂溶性ビタミンが不足のおそれも
ーー具体的な飲み方ですが、1回1カプセルを食後1時間以内に服用してくださいということです。かけうどんやざるそばなど脂肪が少ない食事の場合は服用しない。また、油漏れなどは早い時期に出ることが多く、短期間でなくなると、飲んですぐに油が出てしまう可能性があるということです。対策としては『便モレパッド、ナプキンの使用』『替えの下着を準備』しておくなどが対策として挙げられるということです。日常生活大変そうではあります。 ーー医者から見た注意点ですが、ビタミンD A K Eなど脂溶性ビタミンの吸収も阻害されるということでしょうか? 「ビタミンD A K Eは油と一緒に吸収されるビタミンなので、この辺のビタミンが不足する可能性があります。特にビタミンDは元々日本人は少ないんですね。また、DHA、EPAなど体にいい油も一緒に吸収されない。食事が元の状態でしたら、またリバウンドしてきます。1日最大200キロカロリーずつ抜けているだけですから、薬をやめたら食べたものがまたちゃんと身に付いてくれる」 ーー服用には様々な条件があります、悩んだら、かかりつけのお医者さんなどに相談してください。 (2024年3月5日放送MBSテレビ『よんチャンTV』より)