メダルデザインに折り鶴 東京デフリンピックまで1年
原則4年に1度行われる聴覚障害者の国際総合スポーツ大会、デフリンピックの東京大会開幕まであと1年となった15日、東京都内で1年前セレモニーが開催された。 表面に折り鶴が描かれたメダルデザインが発表された。 国内でのデフリンピック開催は初めてで、来年11月15~26日の12日間に陸上やサッカーなど21競技を実施。補助器具を使わずに聞こえる一番小さな音が55デシベル(普通の声での会話が聞こえない程度)を超えている選手が対象で、70~80カ国・地域から約3000人の出場が見込まれている。 メダルのデザインは全国の小中学生、高校生の投票で決定。折り鶴には、選手が活躍し大きく羽ばたく願いが込められた。裏面は線が交じり合い、世界の人々とのつながりを表現。デフリンピック4大会に出場した卓球女子の亀沢理穂(住友電設)は「とてもきれいなメダル。これを獲得できるように頑張りたい」と意気込んだ。