山梨学院、六回3点勝ち越し 河野、走者一掃の3点適時打 交流試合
◇2020年甲子園高校野球交流試合 山梨学院―白樺学園(17日・甲子園) 先発は、白樺学園が最速148キロの本格派右腕・片山、山梨学院が1年生右腕・川口。 【交流試合最後の熱闘】山梨学院VS白樺学園 白樺学園は一回裏、3番・宮浦がツーベースヒットで出塁し、4番・片山は甲子園初となる申告敬遠。続く5番・二ツ森のヒットで2死満塁の好機を迎えると、5番・宍倉が四球を選び、押し出しで先制した。 独自大会で打球を受けたエース左腕・吉川が、試合前日に出場登録を外れた山梨学院は先制を許したものの、打線がすぐさま援護。二回表に、小吹の犠牲フライで同点に追いついた。 山梨学院は四回、6番・小吹がセンターへヒットを放ち、1死二、三塁とチャンスを広げると、続く河野の犠牲フライで1点追加した。 続く四回裏、白樺学園は川波が大会第3号となるホームランをセンターに運び再び同点に。試合はこのまま後半へ入った。 山梨学院は六回表、1死満塁で河野が、白樺学園2番手・岩田から走者一掃のタイムリーツーベース。5―2と勝ち越した。 ◇川波、最終試合で大会第3号 大会第3号アーチを放った白樺学園の1番・川波。兄俊也さんは同校OBで、15年夏に甲子園の土を踏んでいる。50メートル6秒0の俊足に加え、初制覇した昨秋の北海道大会でも本塁打を放つなど長打力も備える左打者。後半の展開でもキーマンとなりそうだ。 ◇最終日もライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。