リンキン・パーク新ボーカルのエミリー・アームストロング、性的暴行で有罪判決を受けた俳優を支持したことにコメント
リンキン・パークの新しいボーカリスト、エミリー・アームストロングが、性的暴行で有罪判決を受けた俳優ダニー・マスターソンを裁判中に支持したと指摘されたことに対する批判に反論している。 デッド・サラの共同創設者であるアームストロングは、現地時間2024年9月6日にSNSに投稿し、彼女が2020年の裁判に先立つ予備審問でマスターソンへの支持を表明したと指摘したマーズ・ヴォルタのセドリック・ビクスラー=ザヴァラによる過去のコメントを否定した。ビクスラー=ザヴァラの妻、クリッシー・カーネル=ビクスラーは、ドラマ『ザット’70sショー』の俳優を性的暴行で訴えた数人の女性の一人だった。 アームストロングは自身のインスタグラム・ストーリーズに、「こんにちは、エミリーです。皆さんの中には私が初めてという方も多いと思いますが、少し前に起こったことについて、はっきりさせておきたいことがあります」と書き、「数年前、私は友人だと思っていた人物の法廷出廷の際に支持を頼まれ、傍聴人として早期の審理に出席しました。その後すぐに、出席すべきではなかったと気づきました。私は常に人の良い面を見るようにしていますが、彼を誤解していました。それ以来、彼とは一言も話していません。想像を絶する詳細が明らかになり、後に彼は有罪判決を受けました」と続けた。 そして、「できるだけ明確に言いたいのですが、私は女性に対する虐待や暴力を容認しませんし、これらの犯罪の被害者に共感します」と締めくくった。 リンキン・パークは9月5日に新しい共同ボーカリストとしてアームストロングを、ドラマー兼共同プロデューサーとしてコリン・ブリテンを迎えたことを発表し、華々しく復活した。米ローリング・ストーンによると、生配信での発表の直後にビクスラー=ザヴァラは、アームストロングがかつてマスターソンを支持していたことや、彼女とサイエントロジー教会とのつながりについて語った過去のコメントをインスタに投稿した。 ビクスラー=ザヴァラは昨年、デッド・サラのインスタに、「あんたの友人ダニー・マスターソンのことをファンは知っているのか?レイプ犯の友人のことだよ」とコメントを投稿し、「ジェーン・ドウ(名前が明かされていない原告)の一人がエレベーターから出ようとした時に、あんたの仲間のサイエントロジーのチンピラたちが取り囲んだことを覚えているか?裁判所の保安官が、あんたのひどいカルトから彼女を護衛しなければならなかったな……」と続けた。 また、クリッシー・カーネル=ビクスラーは7日に、アームストロングを“有罪判決を受けた連続強姦犯を法廷内外で支援した筋金入りのサイエントロジスト”とインスタの投稿で非難したと報じられている。彼女はさらに、「エミリー・アームストロングは、人身/児童売買や児童/高齢者虐待、子どもや大人に対する数えきれないほどの性的暴行の隠蔽に関与しているサイエントロジーというカルト/犯罪組織の熱心な信者だ」と付け加えた。 2000年代初頭に二人の女性をレイプした罪で、マスターソンは昨年9月に30年から終身刑の判決を受けた。 『The Ranch ザ・ランチ』の俳優は、クリッシー・カーネル=ビクスラーの告発に関連する罪状では有罪判決を受けなかったが、彼女は彼に対する民事訴訟の原告の一人だ。