Google Pixelが日本で爆売れ。成長率は驚きの500％超え

ITに関する専門調査会社IDCが公開したレポートで、スマートフォンGoogle Pixelの売り上げが特に日本で絶好調であることがわかりました。その売り上げ、シェア拡大は爆増と言えるレベル。前年比成長率はなんと驚きの527％！

Pixelだけが爆進中

IDCのレポートによれば、2023年の日本のスマホ出荷台数は3030万台。全体でみると前年比から11.6％ダウンしています。iPhoneの出荷数もAndroid端末の出荷数も減少。その中で驚異の伸びを見せているのがGoogle Pixelシリーズ。 2023年の日本におけるスマホメーカーのシェアは、iPhone有するAppleがダントツでトップ。次いで、シャープ、Google、Samsung、京セラとLenovoがタイで5番目につけています。 Appleがシェアの半分を占めるものの、成長が著しいのはGoogle。2022年の1.5％から2023年は10.7％と10倍に迫る勢いです。Googleが大きく市場を獲得したのは2023年第1四半期。シャープ、Samsung、京セラを一気に抜き去り、一時シェア2位にまで躍りでました。

2023年リリースのPixel

去年リリースされたPixelは、フラッグシップモデルのPixel 8、Pixel 8 Pro。Google初の折りたたみスマホPixel Fold。そして、前モデルを応用したバジェット端末Pixel 7a。特にPixel 8はAI機能が著しく強化されていることで注目されました。

フワちゃんの消しゴムマジック

日本で爆進するPixel、2023年はフワちゃんがCMに出演。撮影した写真に映り込んだ監督を画像編集機能で消すという内容で、フワちゃんのセリフ「消しゴムマジックで消してやるのさ」が大流行。ネットミームにもなりました。 Pixelの認知度が一気に高まった2023年はPixel飛躍の年（そもそも今までの認知度とシェアが低すぎたのかも）。 Pixelはとくにその画像の良さに定評があります。スマホのカメラを重視する人は多いので、認知度UPとともに、今後もじわじわと勢いを増していきそうです。 Pixel成長の影で、消しゴムマジックで消されてしまうのは誰なのでしょうね…。 Source: IDC via 9to5Google