大阪のティーンズガールズバンド「ЯeaL」ボーカルが語る意気込み
今年3月に「大阪在住の女子高生4人組バンド『ЯeaL(りある)』が様々な取り組みで脚光を浴びている」と紹介したが、それから約半年余り。彼女たちは、高校卒業後も変わらず、さらに積極的に歌い続け、9月にリリースした「仮面ミーハー女子」も好調だ。そんなバンドのお姉さん的な存在、大阪・堺出身のボーカル、Ryokoに話を聞いてみた。 【拡大写真】メンバー集合写真・大阪発女子高生バンド「ЯeaL」大阪城音楽堂でデビューレコ発ライブも
3月のデビューライブはターニングポイントの一つに
「最近『大人っぽくなったね』『あかぬけたね』と言われるようになりました」と笑顔で話すRyoko。バンド活動は順調だという。 3月末、大阪城野外音楽堂でデビューライブを行ったり、大阪を代表する千林商店街とコラボするなど、高校時代からの活動はそれぞれ大反響を得た。 「あのライブで、自分たちのやり方というものが分かった。ターニングポイントの一つになりましたね」。高校生活の終わりという、ひとつの物語の区切りを迎えたという。
同世代に送る歌「仮面ミーハー女子」
さて、後に出た2ndシングルは「仮面ミーハー女子」。これはRyokoいわく「THE SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」というイメージで作った曲だ。 「私らはちょっと前まで女子高生。『裏アカウント』(表には出さない情報を発信するためのアカウント)をもってて。表は仲良し、だけど裏はめんどくさいと書いてたり。けど、生きていく術というか、周りに溶け込む術でもあるんだなと。それをぶちまけた感じで作りました」 今や当たり前のように使われるSNS。Ryokoはその、SNSの闇や付き合いにフォーカスして作った、同世代に送る歌になったそうだ。
曲作りにつまった時は、映画みて気分転換
現在も次の曲を書いているというが、「絶賛つまってます」と苦笑。しかし、そんなときの気分転換は「映画鑑賞」で、半年で200本近くは見ているという。「見たらすぐにダッシュで家に帰って曲作ります」と、笑顔で続けた。 この夏は、自身の地元である堺市の夏祭りでもライブをするなど、充実した日々を送るЯeaL。今後の活躍に注目だ。