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阪神・中野拓夢は執念の一打で決勝点演出

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サンケイスポーツ

延長十一回、内野ゴロに倒れるも走者を進めた阪神・中野拓夢（撮影・松永渉平)

（セ・リーグ、中日０－１阪神＝延長十一回、８回戦、阪神５勝２敗１分、１５日、バンテリンＤ）阪神・中野拓夢内野手（２７）が執念の進塁打だ。延長十一回無死二塁の好機。左腕・斎藤に２球連続でバントを試みるもファウル。それでも、外角に逃げるスライダーに食らいつき、一、二塁間深くに打球を転がした。「ミスした後に切り替えて。絶対にランナーを進める気持ちは持っていた」。珍しくヘッドスライディングで一塁へ。アウトにはなったが、選手会長の気迫が勝利を導いた。

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