「ジブリパークとジブリ展」13日青森県美で開幕 パーク誕生の舞台裏を紹介
スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」誕生の舞台裏を紹介する「ジブリパークとジブリ展」(青森放送主催)が、13日から青森県立美術館で始まる。制作現場を指揮した宮崎吾朗監督の作品を振り返りつつ、パークが生み出された過程を貴重な制作資料や試作品と共に公開する。 パークは愛知県の愛・地球博記念公園内に2022年に開園。それに伴い、本展も巡回展として始まり、北海道・東北地方では青森県のみの開催となる。 会場では映画「となりのトトロ」に登場する「トトロ」と「ネコバス」の立体模型が来場者をお出迎え。宮崎監督が細部にまでこだわったパーク内の設計図や模型などを展示する。映画「千と千尋の神隠し」の名場面を再現したコーナーもあり、主人公の千尋になった気分を味わえる。 12日に開かれた内覧会で、スタジオジブリの橋田真執行役員は取材に対し、「ネコバスの中は皆さんが思う以上にふわふわしている。親子3代で楽しんでほしい」と話した。 会期は25年2月9日まで。観覧料は一般・大学生1900円、中高生1200円、3歳~小学生800円。
デーリー東北新聞社