子ども一人で【乗り物デビュー】その時の準備&見守り方|VERY
あんなに小さかった子どもたちにも、いつの日かやってくるママの手を離れる“初めて”の日。子どもたちの頑張る姿に胸が熱くなります。その日を迎えるには、ママの念入りな準備や送り出す日までの葛藤も。今回は三者三様の冒険ストーリーを伺いました。
2人で初めての電車旅兄妹の絆が深まりました #市内のばあばの家
2023年の夏、祖母の家に集まって一緒に夜ご飯を食べるため、徒歩と電車で約1時間の道のりを兄妹で行ってみるという冒険を。持たせたのは携帯と500円の交通費だけ。自分たちで考えてほしくて、必要な材料以外は最小限の準備に。乗り換え時に切符を間違えて買ったり、改札口を通れず駅員さんに聞いて泣きながら頑張ったりと、なんとか無事に辿り着いた2人。息子は「行くのは大変だったけど、困った時に駅員さんなど周りの大人に聞けるようになれた」と。娘は「お兄ちゃんが頑張ったんだよ」と兄を褒めていて、2人とも心が成長し、兄妹愛も深まった体験でした。 (中谷香奈江さん 10歳男の子、8歳女の子のママ)
分からないときは躊躇せず人に聞くことができるように #習いごと教室
娘が小3の時から、親子ともに気に入ったお絵描き教室に通うことに。そのためには徒歩とバスで片道45分の道のりをひとりで行かねばならず、念入りに事前準備を。エアタグと子どもパスモを新調し、1回目はパパ自作のMAPで目印を細かくレクチャー。2回目は私は自転車、夫は車でこっそり後を追いながら見守っていました(笑)。今まで2度ほど乗り過ごしたこともありましたが、道が分からなくなったら必ず女性に聞くこと、乗り過ごしたら来た道を戻りなさいなどの教えを守り、無事に帰宅。自ら人に聞く力や、サバイバル能力があがったように思います。 (A.Gさん 9歳女の子、5歳男の子のママ)
\飛行機デビュー編/
自分で覚悟を決めたことならやり遂げられる #習いごとの夏合宿
2023年、小2の娘が九州3泊4日の夏合宿へ。飛行機も祖父母宅以外へのひとりお泊まりも、何もかも初めて。今まで慎重派で心配性だった娘が初めて自分の意思で「行きたい」と伝えてくれたので、思い切って参加させることに。私が懸念したのは夜尿症のこと。事前に先生にも相談して、パジャマを多めに持たせたりと本人が不安にならない下準備をしました。合宿中は携帯電話の持ち込みNGで親の方が緊張した4日間。到着口から出てきた娘がキリッと逞しい顔つきになっていて、夫婦ともに感極まってしまいました。一人でなんでもこなして、問題なく楽しく過ごせていたと先生から聞き、今まで過保護すぎていたと反省も。もっと娘を信じて全力で応援しようと改めて思いました。 (Y.Sさん 8歳、3歳女の子のママ)