上田桃子のコーチ・辻村明志氏「最後までプレースタイルを変えずにやれたことは誇らしかった」/国内女子ゴルフ
大王製紙エリエールレディス第2日(15日、愛媛・エリエールGC松山=6575ヤード、パー71)今季限りで第一線を退く元賞金女王の上田桃子(38)=ZOZO=は90位で出て4バーディー、3ボギーの70で回ったが、通算4オーバーの88位で予選落ち。次週の今季最終戦の出場権はつかめず、〝ラストマッチ〟となった。 2014年から上田桃子のコーチを務める辻村明志氏が試合後に取材に応じ「予選落ちで終わってしまったが、最後までプレースタイルを変えずにやれたことは誇らしかった」と振り返った。 今月3日に今季限りで第一線を退く意向を表明した後も、上田のゴルフに対する姿勢は変わらず。辻村コーチは「先週も今週もまだ何か(技術的に)良くできるところを探そうとしていた。それは今日の朝の練習まで変わらなかった。こいつはやめるまで変わらないなと思った」と笑顔で回顧した。 今後について、「指導にも興味はある」と話していた上田。11年間をともにした恩師は「(上田は)技術だけではなく、プロとは何かを教えられると思う。指導者に向いていると思います」と話した。