＜烏は主を選ばない＞テレビアニメ新章「黄金の烏」編突入 山内に新たな脅威 新キャラ小梅役に宮本侑芽 7月20日スタート
阿部智里さんの人気ファンタジー小説「八咫烏（やたがらす）シリーズ」（文藝春秋）が原作のテレビアニメ「烏は主を選ばない」が、7月20日の放送から新章「黄金（きん）の烏（からす）」編に突入することが分かった。1クール目の最終話となる第13話「烏に単は似合わない」が、NHK総合で6月29日に放送され、2クール目から新章「黄金の烏」編が放送されることが発表された。新章では、八咫烏の一族が住む異世界・山内に新たな脅威が迫る。 【写真特集】「烏は主を選ばない」新章突入！ 美しい新キャラ 声優も解禁！
追加キャストとして宮本侑芽さんが出演し、第2期から登場する新キャラクター・小梅を演じることも発表された。宮本さんは「原作を拝見し、深く、優美で、緻密な世界観に圧倒されると同時に、関わらせていただけることがとってもうれしく思います」とコメント。
「小梅ちゃんはまだ若いのにもかかわらず、さまざまな経験をしてきた女の子です。初めて小梅ちゃんに会った時も、その表情から覚悟や強さを感じ、ただ快活なだけの女の子にはなりたくないなと思いながら心を込めて生きてみました。雪哉をはじめとした周りの人たちに囲まれながら自分の境遇に立ち向かい、葛藤していきます。毎話楽しみな展開が続いていきます。ぜひ、皆様に楽しんでいただけるとうれしいです！ よろしくお願いします！」と話している。
同作の副音声キャストトーク付き特別総集編が、NHK総合で7月6日午後11時45分から放送される。1クール目で描かれた雪哉と若宮の出会い、渦巻く陰謀と相次ぐ事件、后（きさき）選びを振り返る。雪哉役の田村睦心さん、あせび役の本泉莉奈さん、浜木綿役の七海ひろきさんが副音声を担当する。語りは、同局の伊東敏恵アナウンサー。
「八咫烏シリーズ」は、日本神話にも登場する3本足の伝説の烏、八咫烏を題材にしたファンタジー小説。人間の姿に変身できる八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に、美しくも風変わりな若宮のそば仕えに抜てきされた八咫烏の少年・雪哉が、陰謀渦巻く宮中でさまざまな事件に遭遇する中で、若宮と奇妙な主従関係を結んでいく。
